第63回 ゲノム編集食品に対する記事はなぜ「偏り」が生じやすいのか?
こんにちは、小島正美です。
ゲノム編集食品の開発では、日本が世界の最先端を走るが、気がかりなのは市民団体による反対運動だ。いまゲノム編集フグをめぐって、京都府宮津市が反対運動に揺れている。メディアの報道いかんによっては、国産の ...
第62回 自閉症の増加は、本当に農薬が関係しているのだろうか
こんにちは、小島正美です。農薬と発達障害の関係を疑う主張がネットを中心にけっこう見られます。最近、桐村里紗医師(内科医・産業認定医)が著した「腸と森の『土』を育てる」(光文社新書)を読んでいて、目を疑う文章に出くわしました。
第61回 「ゲノム編集トマト」を通じた社会貢献活動は今後どうなるか
こんにちは、小島正美です。家庭の事情でしばらく休んでいましたが、再開します。今年最初の話題は、これまでにも取り上げてきた「ゲノム編集トマト」です。食のジャーナリストで組織した「食生活ジャーナリストの会」(約150人)は2021年の「食 ...
第60回 福島のトリチウム水問題。動画で語る3つのポイント
こんにちは、小島正美です。今回でようやく60回目を迎えます。それもあって、今回は特別編をお届けします。自己宣伝になってしまいますが、つい最近、私が編著で「みんなで考えるトリチウム水問題~風評と誤解の解決策」(エネルギーフォーラム・12 ...
第59回 茎わさび製品の自主回収と大量廃棄、繰り返される悲劇に打つ手なし!
こんにちは、小島正美です。どう見ても理不尽な商品の自主回収が行われています。いくら法律違反とはいえ、各企業で働く人たちが汗水たらして製造した食品を、いとも簡単に廃棄処分してよいのでしょうか。
9月に入って、「おむすびころり ...
第58回 ゲノム編集技術で誕生した高オレイン酸大豆に強敵出現!
こんにちは、小島正美です。いま日本ではゲノム編集技術で生まれた「シシリアンルージュ・ハイギャバトマト」(血圧上昇を抑えるアミノ酸の一種のGABAを多く含んだトマト)が話題になっていますが、米国では一足先にゲノム編集大豆が販売されていま ...
第57回 びっくり! 北海道新聞に「遺伝子組み換えで健康が害された例なし」とのコメントが掲載
こんにちは、小島正美です。我が家のベランダや息子宅の庭で育てているゲノム編集トマト「シシリアンルージュハイギャバ」のトマトが毎日のように鈴なりになり、おいしく食べています。1株から50~60個の収穫です。皮はやや硬いのですが、サラダや ...
第56回 マスコミが作り上げた虚構が、いつの間にか心理学の定説に?
こんにちは、小島正美です。今回は、本の紹介も兼ね、「食」の世界にも多いに関係のあるジャーナリストのあるべき使命について考えてみます。その本とは、オランダ出身の若きジャーナリスト、ルトガー・ブレグマン氏(1988年生まれ)が著した「希望 ...
第55回 セシウムが検出された福島産ハチミツは、危なくない
こんにちは、小島正美です。「感染よりも観戦」(第54回)で「感染リスクよりも大切なものがたくさんある」と述べた通り、東京五輪の熱い戦いは感動を与えてくれますね。そんな中、韓国が選手村で「福島産」を拒否し、独自の給食を用意している光景は ...
第54回 スポーツは、「感染」を気にするより「観戦」を重視するほうが健康的です――JAGES研究成果からの考察
こんにちは、小島正美です。東京五輪の「無観客」観戦が決まりました。千葉から東京・新橋経由で川崎駅まで、常にほぼ満員の列車で通勤している私自身の体験から判断すると、なぜ無観客なのか、説得力に乏しいと感じます。それはさておき、多くの高齢者 ...