第73回 ついにゲノム編集トマトが機能性表示食品として誕生!
こんにちは、小島正美です。忙しくて、しばらく出稿が滞っていましたが、朗報が飛び込んできました。世界で初めて市場で流通していたゲノム編集トマトの「シシリアンルージュハイギャバトマト」が、ついに消費者庁所管の機能性表示食品として受理(11 ...
第72回 東京都が太陽光パネル設置義務。“人権侵害”にも触れる問題点とは?
こんにちは、小島正美です。きょうは東京都の小池百合子知事が進めようとしている新築住宅に対する太陽光パネルの設置義務を考えてみます。一見、「食」とは関係なさそうに見えますが、実は関係しています。さらに、この太陽光パネルの設置は驚くべきこ ...
第71回 農水省の広報誌での修正は、ガイドライン違反の貴重な先例になる!
こんにちは、小島正美です。第70回の記事で消費者庁の「食品添加物の不使用表示ガイドライン」の効力が半減してしまうおそれがあることを、山田正彦氏(旧民主党政権の農水相)らのネットワーク活動の言動を通じて取り上げました。今回はその続編です ...
第70回 消費者庁の食品添加物不使用ガイドラインの“効力”は半減したのか?
こんにちは、小島正美です。「無添加は安全安心」や「天然は安全で、合成は危険」といった誤解が生じないよう、消費者庁は今年3月末、事業者が守るべき10の類型を示した「食品添加物の不使用に関するガイドライン」を公表しました。
6 ...
第69回 もちもち食感のもち小麦『もち姫』の食パン、ご存じですか
こんにちは、小島正美です。最近、「もち麦」(もち大麦)が健康志向から、人気のようです。では「もち小麦」をご存じでしょうか。小麦なのに、もちもちした食感をもつ独特の小麦です。いくつか種類はありますが、中でも人気なのが、農研機構東北農業研 ...
第68回 「遺伝子組み換えナタネは港で繁殖せず」――安全な話は報道されず
こんにちは、小島正美です。よく「危ない話はニュースになるが、安全な話はニュースにならず」と言われますね。確かにその通りです。農林水産省は7月26日、日本に輸入される遺伝子組み換えセイヨウナタネやダイズの実態調査を公表しました。ですが、 ...
第67回 遺伝子組み換えコチョウランの登場で露呈した北海道の規制条例の“正体”
こんにちは、小島正美です。
鮮やかな青い花弁をつける世界初の遺伝子組み換えコチョウラン「Blue Gene」(ブルージーン、写真は6月27日の石原産業のプレスリリースから)が6月下旬に販売されたのをご存じだろうか。
第66回 地球温暖化原因論争は科学的な事実を争うレベルで勝負してほしい
こんにちは、小島正美です。
通常は食の安全や健康問題などに関する話題を書いていますが、今回は番外編です。温暖化で本当に災害が増えているのか、気候変動の将来予測はどの程度確かなのかをめぐる論争です。この問題に関して、国立環境研究 ...
第65回 週刊誌は、いつから消費者の味方をやめたのか
こんにちは、小島正美です。
消費者庁が3月末、「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」を公表した。その狙いは、消費者に誤認を与える無添加・不使用表示にストップをかけるためだ。言い換えると消費者がだまされないための警告シグ ...
第64回 ゲノム編集食品の普及を阻む要因は本当に“不安解消”なのだろうか?
こんにちは、小島正美です。日経産業新聞(6月10日付)の一面トップにゲノム編集食品に関する記事が大きな扱いで掲載された。ゲノム編集食品は日本が世界の最先端を走るだけに、今後、日本で伸びていくためには何がネック(阻害要因)になるのだろう ...