第81回 バイオテクノロジーを活用し、日本でも「不耕起栽培」を
こんにちは、小島正美です。日本ではいまだ商業目的では遺伝子組み換え(GM)作物の栽培が実現していません。その状況を打破しようとする動きがいよいよ活発になってきました。今年春、鳥取市で稲や大豆などを大規模に作る徳本修一さんや、さいたま市 ...
第80回 ついに出た検証記事「おいおい鈴木君」の大特集
こんにちは、小島正美です。世の中にはデマや偽情報も含め、さまざまなニュースや記事が出回っていますが、それらに対して一つひとつ、真偽を確かめ、どこが間違っているかを検証することは至難の業です。学際的な専門知識が必要なだけでなく、とてつも ...
第77回 文藝春秋はどこまで信頼できる媒体か
こんにちは、小島正美です。みなさんは新聞や週刊誌、月刊誌をどの程度信頼しているでしょうか。今回は、メディア媒体がどこまで信頼できるかに関する私の体験をお話しします。
東京大学教授のおかしな記事に訂正を要 ...
第73回 ついにゲノム編集トマトが機能性表示食品として誕生!
こんにちは、小島正美です。忙しくて、しばらく出稿が滞っていましたが、朗報が飛び込んできました。世界で初めて市場で流通していたゲノム編集トマトの「シシリアンルージュハイギャバトマト」が、ついに消費者庁所管の機能性表示食品として受理(11 ...
第64回 ゲノム編集食品の普及を阻む要因は本当に“不安解消”なのだろうか?
こんにちは、小島正美です。日経産業新聞(6月10日付)の一面トップにゲノム編集食品に関する記事が大きな扱いで掲載された。ゲノム編集食品は日本が世界の最先端を走るだけに、今後、日本で伸びていくためには何がネック(阻害要因)になるのだろう ...
第63回 ゲノム編集食品に対する記事はなぜ「偏り」が生じやすいのか?
こんにちは、小島正美です。
ゲノム編集食品の開発では、日本が世界の最先端を走るが、気がかりなのは市民団体による反対運動だ。いまゲノム編集フグをめぐって、京都府宮津市が反対運動に揺れている。メディアの報道いかんによっては、国産の ...
第61回 「ゲノム編集トマト」を通じた社会貢献活動は今後どうなるか
こんにちは、小島正美です。家庭の事情でしばらく休んでいましたが、再開します。今年最初の話題は、これまでにも取り上げてきた「ゲノム編集トマト」です。食のジャーナリストで組織した「食生活ジャーナリストの会」(約150人)は2021年の「食 ...
第58回 ゲノム編集技術で誕生した高オレイン酸大豆に強敵出現!
こんにちは、小島正美です。いま日本ではゲノム編集技術で生まれた「シシリアンルージュ・ハイギャバトマト」(血圧上昇を抑えるアミノ酸の一種のGABAを多く含んだトマト)が話題になっていますが、米国では一足先にゲノム編集大豆が販売されていま ...
第57回 びっくり! 北海道新聞に「遺伝子組み換えで健康が害された例なし」とのコメントが掲載
こんにちは、小島正美です。我が家のベランダや息子宅の庭で育てているゲノム編集トマト「シシリアンルージュハイギャバ」のトマトが毎日のように鈴なりになり、おいしく食べています。1株から50~60個の収穫です。皮はやや硬いのですが、サラダや ...
第53回 除草剤グリホサートが「世界中で禁止される」は、まちがい
こんにちは、小島正美です。今回は前回に続き、映画「食の安全を守る人々」を紹介したヤフー記事(筆者は作家で歯科医師の一青妙さん)を考えてみます。
映画の冒頭は、2019年5月に東京で行われた「反モンサント・バイエル ...