第74回 いよいよ日本でも遺伝子組み換え作物の栽培が始まる兆し!
こんにちは、小島正美です。日本国内ではいまだ遺伝子組み換え(GM)作物の商業栽培が実現していません。しかし、その流れが変わる兆しが出てきました。
昨年12月16日、「いよいよ日本でも遺伝子組み換え(GM)作物の出番か~食料 ...
第68回 「遺伝子組み換えナタネは港で繁殖せず」――安全な話は報道されず
こんにちは、小島正美です。よく「危ない話はニュースになるが、安全な話はニュースにならず」と言われますね。確かにその通りです。農林水産省は7月26日、日本に輸入される遺伝子組み換えセイヨウナタネやダイズの実態調査を公表しました。ですが、 ...
第67回 遺伝子組み換えコチョウランの登場で露呈した北海道の規制条例の“正体”
こんにちは、小島正美です。
鮮やかな青い花弁をつける世界初の遺伝子組み換えコチョウラン「Blue Gene」(ブルージーン、写真は6月27日の石原産業のプレスリリースから)が6月下旬に販売されたのをご存じだろうか。
第57回 びっくり! 北海道新聞に「遺伝子組み換えで健康が害された例なし」とのコメントが掲載
こんにちは、小島正美です。我が家のベランダや息子宅の庭で育てているゲノム編集トマト「シシリアンルージュハイギャバ」のトマトが毎日のように鈴なりになり、おいしく食べています。1株から50~60個の収穫です。皮はやや硬いのですが、サラダや ...
第53回 除草剤グリホサートが「世界中で禁止される」は、まちがい
こんにちは、小島正美です。今回は前回に続き、映画「食の安全を守る人々」を紹介したヤフー記事(筆者は作家で歯科医師の一青妙さん)を考えてみます。
映画の冒頭は、2019年5月に東京で行われた「反モンサント・バイエル ...
第52回 ウラ取りなき個人の感想文が、ヤフーの記事として配信される時代の怖さ
こんにちは、小島正美です。メディア報道のおかしな点をファクトチェックする意義が高いことは何度も述べてきましたが、難しいのは、一市民が書いた記事です。その好例を見つけました。山田正彦氏(元国会議員、旧民主党政権で農林水産大臣を経験)がプ ...
第47回 緊急続報!大学入学共通テスト・英語の人工甘味料問題 ~あの「赤本」に注釈が入った
こんにちは、小島正美です。今回は、大学入学共通テストの英語の問題で、人工甘味料(もしくは低カロリー甘味料)が危険かのような記述がされて波紋呼んだ、という第41回の記事()の緊急続報です。共通テストの載った「赤本」(教学社)が出版された ...
第46回 食をめぐる市民の対立はなぜ起こるか 米映画「FOOD EVOLUTION」が教えてくれること
こんにちは、小島正美です。本ブログ第41回の記事「人工甘味料は危険? 波紋呼んだ、大学共通テストの英文」で「専門家の意見の相違・対立が、世の中の争いのすべての原因だ」と書きました。ゲノム編集トマトが店に並ばない「バイヤーの壁」の背後に ...
第45回 「放射線照射ジャガイモ」騒動が示す 「バイヤーの壁」が作られる、恐るべき理由
こんにちは、小島正美です。ゲノム編集食品を食べたい人が少なからずいるのに、なぜ店に並ばないのか。その理由のひとつに小売り業に詳しい岩井さんが、「バイヤーの壁」があることを指摘していました(本ブログ第43回記事参照)。では、なぜバイヤー ...
第44回 ゲノム編集ジャガイモ、市場化へ前進 野外栽培実験がスタート
こんにちは、小島正美です。前回(43回)のブログで「ゲノム編集食品や遺伝子組み換え食品では、『バイヤーの壁』によって、表示制度を整えることでは、食べたい人の選択の権利は保障されない」との話をしました。今回は、これに関連し、国産ゲノム編 ...